サッカークラブの資金源は放映権とスポンサーとは

サッカークラブで外国人助っ人をいくらで雇い入れた、などのニュースを見ると、結構儲かっているんだな、と思う人も多いと思います。お金があるならいくらでも強力な助っ人を雇って戦力アップできるのではないか、そう思うところですが、その懐事情は中々厳しいものがあるようです。特に下位のチームはテレビ中継なども少なく、資金ぐりに苦労しています。

サッカークラブの資金源はもちろん観客動員やグッズ販売などがありますが、スポンサーからの広告収入と、それに関連して放映権の金額が大きいと言われています。つまりまずテレビ中継される事がとても大きい要素なのです。じゃあどんどんテレビ中継してもらおう、と考えるところですが、そこは視聴者のニーズというものがどうしてもあります。トップ争いをしている人気選手のいるチーム同士の対戦は視聴率が取れるのですが、特に人気選手もいない、下位チーム同士の試合になるとそのチームのファンか熱心なサッカーファンしか見ないものになり、視聴率が取れません。テレビの枠は有限ですし、そこはどうしても人気のあるチームに時間が取られてしまうのも仕方のない話です。

しかしそこで今いるチームメンバーではどうにもできないと諦めるのではなく、できる努力をしているチームは多くあります。つまりファンサービスをたくさん行う事で、これは選手に負担がありますが頑張ればできる部分とも言えます。ファンとの交流を多くし、ファンをできるだけ増やす。ファンサービスが多いとなればスタジアムに来てくれるファンも増えるでしょう。グッズもたくさん買ってもらい、スポンサーに貢献します。こういった努力は今はたくさんのチームが行っており、サッカーファンの楽しみの一つとなっています。