サッカーでホーム試合の方が勝率が高いのはなぜ?

サッカーボール

サッカーの試合は敵地で戦うアウェーゲームとくらべて、地元で行われるホームゲームの方が勝率が高いと言われています。その理由として、ホームスタジアムならではの地の利があげられます。

まず、ホームでの試合は地元サポーターの応援が多いということです。座席の大半が自分のチームカラーで染められて、大きな歓声に包まれたスタジアムは選手にとってモチベーションアップにつながります。次に、ホームスタジアムで戦うということは芝の長さや試合前にまく水の量など、普段から慣れ親しんでいるコートの状態で試合を行うことが出来ます。ピッチの状態によって変化するボールの転がり方は、決定機を生むチャンスにもつながるため重要なことです。また、ロッカールームなども普段使用している場所のため精神面でも余裕が生じるのかもしれません。

ガッツポーズ

プロサッカーチームは日本リーグのチームだけを見ても、全国様々な場所に存在しています。アウェーゲームの遠征ではバスや飛行機などを使用した長距離間の移動が発生し、日程もタイトなものになることで移動疲れにつながります。これに加えて、海外で行われる試合の場合は国をまたいで移動することもあるため、気温差や時差、食事の違いも選手の体力や精神力に影響してきます。

他にも、基本的には公平である審判がホームチームに有利な判定を下している様に見える場合もある様です。これは地元ファンの歓声やブーイングなどの影響からではないかと言われています。たとえば、ホームチームが勝っている際のアディショナルタイムは短く感じて、逆に負けていたり同点だったりする場合は長く感じるという印象があげられている様です。

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